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教科書の読み方

教科書の読み方


教科書 1回転目

1回目で一番大事なこと。それは「理解しようとしない」です。

「なんで?」と思われたかもしれませんが、
そもそも言葉自体も初めて見るのにいきなり理解するのは難しいです。

勉強がつまづく原因にもなりますし、
完全に理解してから進めていくと最初に学んだことを忘れています。
これではまったく意味がありません。

そのためノートも作らないでください。
ノート作成は学習速度を劇的に遅くさせます。
初めてノートを作るのは3回目の時です。

広く浅く捉えながら「こんな言葉が使われるのか」という気持ちで読んでいってください。
また、1章ごとに練習問題がついていますが、1回目はやらないでください
1回目は読み終えることによる全体像の把握と、
使われる言葉を頭に残すことが目的です。

1回目は実はかなり早く読み終えてしまいます。
【勉強方法の概要】で14日かけてと書きましたが、1回目はもっと早く読んでください。
というか読み終わります。
読むだけなので遅くてもだいたい5日もあれば十分だと思います。

1回目のポイント

  1. 絶対にノートを作らない
  2. 教科書を理解する必要はない。読み物と思って「読む」
  3. 問題はやらない
  4. 公式なども覚えようとしないで「読む」程度に留める
  5. 単語がわからなくても気にしない
  6. どこが難しそうでどこが簡単かを章ごとに簡単に把握しておく

教科書 2回転目

ここからが本番になります。

ここからは1回目でやらなかった問題も解いていきますので、
無線工学1日1章・法規1日2章のペースで進めてください。

全体像を1回目で押さえているのでだいぶやりやすくなっているはずです。

第1章でも1回目で読んだ単語が頭に引っかかっていると思います。
これが大事です。どんどん単語が引っかかるようにしていきましょう。

最初に1回目と同じくテキスト部分を読みます。
テキストを読み終わったら練習問題をやります。
ここでは間違っても気にしないでください。
2回目は「問題に慣れる」がポイントになります。

間違っていても同じ問題を2回繰り返さないで先に進んでください。
2回目も1回目と同様に「広く・浅く」が大事です。

2回目も一通りやりおえると、公式や対数の計算などで頭が痛くなっていると思います。

「よくわからない」「なんでこうなるの?」などまだまだ分からないことが多いはずです。

2回目ではその程度で大丈夫です。広く浅く勉強することで章ごとのつながりが見えてきますので、
別の章の計算をやっているときに突然理解できるようになることがあります。

公式や対数の計算をしっかり暗記するのは次の3回目になります。

2回目のポイント

  1. 絶対にノートを作らない
  2. テキストを読んだ後に問題をやる
  3. 「問題に慣れる」ことが大事
  4. 公式や対数をむりやり暗記しない
  5. どこが苦手でどこが得意かを章ごとに把握しておく
  6. 問題の解説はしっかり読む

教科書 3回転目

3回目ともなると単語はほとんど覚えていると思います。
3回目は問題を解いてからテキストを読んでいきます。
意外と間違うので間違ったところの項目はしっかり読んで暗記します。

公式やデシベルの計算などはここにきて初めてノートにまとめます。
ただしあくまでまとめるのは、計算式や自分が間違いやすいところだけです。

簡単な単語とかまでノートにまとめていたのでは時間がいくらあっても間に合いません。
「なんのためにノートにまとめるのか」をよく考えましょう。
時間対効果が大事です。

なお、間違いやすいところは、これからも何度も間違えることになります。
人間の脳には 選択的記憶 という勉強するにはやっかいな機能が付いています。
得意・好きと思っているところはほぼ忘れませんが、
面倒・嫌い・苦手と思っていることは覚えづらいです。

「なんでこんなに勉強しているのに覚えられない?!」

無意識のうちに苦手と脳が判断しているかもしれません。
こういうものはゴロ合わせや自分の好きなものと連動させて覚えると効果的です。

公式の覚え方で良い方法はアルファベットで書かれているものは日本語に直すことです。
日本語に直すことで理解が急速に早まります。
慣れてくれば後はパターン化することさえできます。

3回目のポイント

  1. ノートは間違いやすいところや公式などをまとめるに留める
  2. アルファベットで書かれている公式は日本語に直してみる
  3. 問題の解説はしっかり読む
  4. 苦手なところは付箋などを貼ってわかりやすくしておく

問題集の進め方

教科書を3回転させてからの問題集になるので、
見たことがない問題以外簡単に解けると思います。

ここでもノートにまとめるのは2回目以降です。
ノートにまとめる時間があるのなら1問でも問題を解いたほうが良いです。
解説はしっかりと読みましょう。

問題集も2回目を終える頃には「間違いやすい問題」が分かってくると思います。
この「間違いやすい問題」は過去問を解くにあたっても足を引っ張ってきます。
「間違いやすい問題」はノートにまとめても損はないので、
自分と相性の悪い問題を把握しておきましょう。

過去問まですべてやってどうしても覚えられないところは捨て問にしてしまうのも手です。

過去問の進め方

過去問で間違ったところはノートにまとめていきましょう。
過去問は問題集も終わった後にやるので、ここで間違えたところは
苦手なところ(ケアレスミスも含めて)か、初めてみる問題です。

ノートにまとめていくのは面倒で時間のかかる作業です。
間違ったことへの罰として行うものと捉えれば、
だんだん間違いも減っていきますよ。

過去問を4年分(12回)やり終わったのなら、
どうしても覚えられないところがあるはずです。
それは捨て問としましょう。
その代わり他の問題はケアレスミスもないくらいまで完璧に暗記しましょう。

本試験では無線工学は15問・法規は8問 確実に取れば合格です。
たとえば無線工学で新問による間違い2問、捨て問2問、ケアレスミス2問あったとしても18問です。

問題を数多く当たれば必ず見たことがある問題がでてきます。
それを絶対に落とさないようにしましょう。

捨て問を作る

上記でも触れましたが、捨て問は以外と大事です。
100点を取れと言われたらそれはムリですが、一陸特は無線工学15問
法規8問取れれば合格できます。

戦略的に勉強計画を立てましょう。
時間がないなら自分が得意とする分野に力を入れたほうが効果があります。
私は「理解するには時間が足りない」という理由で「電子回路の計算」を
捨て問にしました。

本試験では問4または問5に必ず1問か2問出題されます。
必ず出ると分かっていても捨て問にしたのは、「電子回路の計算」を理解しようと
思って勉強すると、他の項目が疎かになり落ちると思ったからです。
時間もない予備知識もないのなら

「自分の得意な面を伸ばし、苦手な面は切ろう」

と考えました。いわゆる選択と集中です。

捨て問にすると判断してからは覚えることが一つ減ったということで
他の項目はメキメキ覚えていきました。

受験勉強時、過去問をやっても満点はとれませんでしたが、
合格ラインを割ったことは一度もありませんでした。

「6割とれれば合格」

6割を取れる勉強計画を作りましょう!

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